飛蚊症の悪化を防ぐためのシンプルな方法
この記事では、飛蚊症の悪化を防ぐ上で重要な日常生活における正しい目の使い方を紹介します。
そして、症状のストレスを軽減するためには、忙しく生活することが重要であることもお伝えします。
症状が深刻化するのを防ぐためには、日常生活における目のケアが大事です。
目の健康は、他人の目からでは分かりません。
飛蚊症が悪くなるのを防ぐためには、正しい目の使い方を意識して身につけていく必要があります。
生理的飛蚊症は、近視が進んだ結果として眼球の形が変わり、それに引っ張られるように網膜がはがれたものが原因となります。
そのため、症状の悪化を防ぐためには、視力低下の原因となる環境を取り除いていくことが必要となります。
【飛蚊症悪化を防ぐ】視力低下を防ぐのが最優先!!
筆者は、大学受験の勉強中に飛蚊症を発症しましたが、その原因は視力低下と関係していました。
一日中机に向かい合って手元ばかりを見ていたので、目のピント調整機能が落ちて視力はガタ落ちしました。
左目に黒い影が一つ出来たことをきっかけに、日を追うごとに数が増えていきました。
眼科に行ったところ、大幅な視力の低下と網膜に穴が開いていることが見つかりました。
視力低下により網膜がはがれた結果、飛蚊症を発症したのです。
人生における二度目の悪化は、社会人になってPC作業と残業が多くなり、目を酷使する時間が増えていったタイミングです。
長時間モニターを見つめる時間は、視力低下の原因となり飛蚊症をさらに悪化させることになりました。
視力低下と飛蚊症の関係
- 網膜がはがれていき飛蚊症の原因となる
- 近距離に視線が集まるため濁りにピントが合いやすくなる
- 集中力が落ちるため症状が気になってしまう
当たり前のことが一番大事
視力が落ちることは、人生にとって大きな損失となります。
同じ景色を見る場合でも、目の良い人と悪い人では、得られる情報量が全く異なってくるためです。
毎日長時間スマホやパソコンで目を使い続けるのであれば、飛蚊症の悪化を避けることはかなり難しいと考えるべきです。
長期的に悩む人が増える飛蚊症は、現代病ともいえるかもしれません。
忙しい人は気にならない理由
筆者は、飛蚊症が気になるタイミングがどのような状況下であるのかを10年以上観察してきました。
特に、目の使用時間や、睡眠がどの程度とれているのかといった生活スタイルの観点から答えを絞り出していきました。
気候面においては晴れの日は飛蚊症が目立って、雨の日にあまり気にならなくなるという事にすぐ気が付きました。
太陽が出ている時間は、光をたくさん取り入れるので濁りがより目立つというシンプルな理由です。
それよりも、学生時代よりも社会人になってから飛蚊症があまり気にならなくなっていることに気が付きました。
そして、「忙しい時間帯は飛蚊症が気にならない」というごく当たり前の結論にたどり着きました。
飛蚊症が治らない身もふたもない理由
飛蚊症は、濁りにピントを合わせなければ、大きなストレスにはなりません。
そのため、濁りにピントを合わせる余裕がないほど忙しく時間を過ごせば、飛蚊症を気にする時間は少なくなります。
レーザー治療では、目にある濁りを全て消すことはできません。
硝子体手術であれば飛蚊症の改善を期待できますが、リスクが大きすぎるため手術の適応外となります。
そのため、一番の対処法は、日中は症状について考える余裕がないほどに忙しく過ごすのがベストの選択だと考えます。
気にしないように過ごすのではなく、「気にする時間がないほど忙しく過ごす」が結果的にストレスが少なく人生を過ごせるように感じます。
忙しく過ごしたほうが良い理由
- 根本的な治療法がないためどう向き合うかが重要
- 気にすれば気にするほど気になるのが飛蚊症
- 気にしないのは難しいため「気にする時間を無くす」のが大事