飛蚊症の主な原因となるのは、『目の老化』になります。
そのため、目の酸化を進行させる活性酸素を予防することが、最も重要になります。
若い時は、網膜の一部にあるルテインという抗酸化成分が、活性酸素を予防してくれます。
しかし加齢とともに、網膜にあるルテインは減少していき、活性酸素を除去しきれなくなってしまいます。
その結果、目に活性酸素が飽和してしまい、急速に目の老化が進行することになります。
活性酸素の発生を予防するルテインは、緑黄色野菜に含まれており、特に『にんじん』に多く含まれています。
にんじんは抗酸化物質を多く含む
抗酸化作用がある栄養素は、カロテン(ビタミンA)やビタミンC、ビタミンE等のビタミンになります。
他にも、カロテノイドやポリフェノールにも抗酸化作用があると言われています。
一般的な生人参の成分は、以下のとおりです。
ビタミンA・・・6,900μg
ビタミンK・・・17mg
ビタミンE・・・0.4mg
ビタミンC・・・6mg
※五訂増補日本食品標準成分表 参照
にんじんを食べると、抗酸化作用を持つ栄養素が小腸から吸収されます。
そして、血液を通って網膜の中心部に集まってきて、目の内部の抗酸化力を高めてくれます。
にんじんジュースは目に良い栄養素を取るのに効率が良い
目の抗酸化用を高めるためには、日常的に目に良い栄養素を取る必要があります。
毎日続けることで、目が酸化するスピードを抑えることができて、目が老化するのを防ぐことができます。
にんじんだけはなく、葉っぱまでジュースに入れてあるものが良いです。
▽【にんじんの葉っぱの栄養成分(100gあたり】▽
エネルギー・・・18Kcal
ビタミンK・・・160μg
タンパク質・・・1.1g
葉酸・・・73μg
脂質・・・0.2g
ナトリウム・・・31mg
炭水化物・・・3.7
カリウム・・・510mg
カロテン・・・1700μg
カルシウム・・・92mg
ビタミンC・・・22mg
マグネシウム・・・27mg