この記事では、重度飛蚊症の筆者が症状を改善するために試行錯誤した結果、実際に大きな効果があった3つの習慣についてお伝えします。
飛蚊症の苦しみは、本人にしか分からないのがとても辛いですね。
眼科で相談しても、「病気ではないので気にしないでください」と診断され、落胆することになります。
筆者の場合は、受験期に目を酷使して視力が一気に低下してしまい、飛蚊症を発病しました。
飛蚊症で一番嫌なことは、青空や綺麗な景色を見ても視界が黒い影に覆われて、せっかくの風景が台無しになることです。
飛蚊症になって以来、好きだった旅行やスポーツが全く楽しくない期間がありました。
一歩外に出るとアメーバのような物体がひどく邪魔に感じるため、家に引きこもって薄暗い部屋で過ごしたほうが快適でした。
しかし、数多くの書籍を読み漁ったり複数の医者からもらったアドバイスを元に、前向きに症状と向き合い続けることで症状が改善していきました。
それでは、飛蚊症の症状が改善した最高の3つの習慣をそれぞれ詳しくお伝えします。
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黒い影、アメーバを目で追わない
飛蚊症の症状は、気にすれば気にするほど気になるようになります。
そのため、集中して作業に取り組めている場合は、揺れ動く影の存在は気になりません。
症状に悩む人は、わざわざ見たくない影に焦点を合わせようとする人です。
いつも以上に影がちらつく時間帯は、集中力が消えていることが多いです。
遊びの感覚を持って飛蚊症の影を追うようになる人がいますが、すぐに止めたほうがよいです。
濁りの原因となるものを目で追い続ける行為は、症状を悪化させる危険性があります。
ルテインを摂取する
口に入れるもので症状を最も悪化させるものは、アルコールになります。
お酒を飲みすぎると、肝臓の本来の役割である血液を全身に循環させる機能が低下します。
そして、目の充血というように毛細血管が多数存在する眼球へ流れる血液量にも影響を与えます。
その結果、目が眼精疲労になり、視力が一時的に低下して黒い影が目立つようになります。
積極的に摂取するべき栄養素は、ルテインと呼ばれるものです。
ルテインは、眼球を構成する一つの成分ですが人間の体で作ることができない栄養素です。
そのため、食事からルテインを摂取する必要があります。
日本人が普段口にする料理ですと、様々な野菜に含まれますが微量しか摂取できません。
そのため、サプリメントを摂取することで、効率的に目のピント調節機能を劇的に回復することができます。
ピント調節機能が高まれば、視界がぼやけることがなくなり、見たいものがよりはっきり見えるようになります。
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睡眠を十分に取り、目を休める
睡眠をしっかりとらないと、基本的に目の視る力は一時的に衰えます。
目を閉じて暖かいタオルをかぶせるだけで目を休めることはできますが、睡眠の方がしっかり目の疲れが取れるようになります。
睡眠不足の日が続くと、目のピント調節機能がしっかり働かない状態になり、視力が一時的に低下します。
視力が落ちた状態ですと、遠くの景色よりも近くのものに目の焦点距離が合いやすくなります。
そのため、ピント調節機能が落ちた眼球は、焦点距離が近い黒い影にピントが合いやすくなります。
睡眠を普段以上にとることは、飛蚊症を改善するために一番即効性があるものです。
反対に、慢性的に睡眠不足であれば、常に飛蚊症のストレスを感じ続けることになります。
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⇒【睡眠が命】飛蚊症の悪化の原因は睡眠不足と目のピント調節機能の低下
まとめ
- 黒い影やアメーバの動きを目で追うのをやめる
- サプリメントを使用して効率的にルテインを摂取して目の働きを高める
- 睡眠をしっかりとることで、ピント調節機能の本来の力を引き出せるようにする
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